生命保険

保険料を無駄にしない生命保険の考え方の基礎

生命保険って入っていますか?

月々の保険料はいくらですか?

一生涯でいくらかけることになるか考えたことはありますか?

生命保険って、高い買い物ですよね!人生では住宅の次に高い買い物と言われています。しかも、生命保険を受け取る確率は死亡保障の場合1%にも満たないそうです。

それでも、生命保険の世帯加入率は平成27年で約90%となっていますし(生命保険文化センター 生命保険に関する全国実態調査)、家庭のあるパパ・ママには万一の時の保障も大切です。

では、無駄なく生命保険に入るにはどんなポイントで考えたらいいでしょうか。

ポイントは大きく分けて2つです!

無駄なく保険に入るポイント2つ
  1. どんな場合に対して備えるか(保険の目的)
  2. いつまで、いくらの保障を準備するか(必要保障額)

1.どんな場合に対して備えるか(保険の目的)

保険の目的とは、どんな時のために保険をかけるか、ということです。

生命保険で準備ができるのは、大きく分けて4つの場合のリスクです。

  • 自分の万一の時に家族の生活費を保障する死亡保障
  • 病気やけがに備える医療保障
  • 要介護状態や働けなくなった時のための保障
  • 老後の生活や子供の教育費のための貯蓄
優先すべき保険の目的は年齢、職業、家族状況などによって異なります

独身で扶養する家族がいない方であれば貯蓄タイプや入院した時の医療費や貯蓄を取り崩さなくてすむための医療保障が優先ですし、家庭のある一家の大黒柱であれば子どもを社会に送り出すまでの教育費や生活費を確保するための死亡保障が優先となるでしょう。

また、自営業の方は公務員や会社員の方より社会保障が薄いので、働けなくなった時の保障も検討してもいいかもしれません。

保険をかける目的をはっきりさせないと、必要性の低い保険に加入して保険料を無駄にしたり、逆に万一の時に思った保障が得られなかったりすることがあります。

2.いつまで、いくらの保障を準備するか(必要保障額)

必要保障額とは、自分に必要な死亡保険金額のことです。

必要保障額に対して死亡保険金額が高いと無駄ですし、低いと万一の時に足りなくなります。自分に万一のことがあった場合の必要保障額は下のようになります。

必要保障額=遺族にとって必要なお金(支出)ー遺族に入ってくるお金(収入)

2-1.遺族にとって必要なお金の例

  1. 生活費
  2. お葬式代
  3. 子どもの教育費、結婚資金
  4. 住宅費用      ・・・など

2-2.遺族に入ってくるお金の例

  1. 預貯金
  2. 死亡退職金
  3. 遺族年金(遺族基礎年金+遺族厚生年金等)
  4. 配偶者の収入                ・・・など
これらのお金の金額は各家庭によって異なるものですね。自分の必要保障額を正確に知るには、ご自身の現状や、万一の時に今と同じ生活をするのかどうかなど、できるだけ具体的にイメージする必要があります。

必要保障額は環境が変わると(子どもが増えた、住宅を購入した、転職したなど)変わりますし、いつまで保障を準備するか(子どもが独立するまで、配偶者の平均寿命までなど)によっても変わります。

環境が変わったときには必要保障額と入っている保険の保障額にずれがないかを確認することもおすすめします!

必要保障額はあくまでも目安で、保険に入るときの保障額は最終的には予算や加入する方の考え方で決めていただくことになりますが、どれくらいの金額の保険に入っておけば良いのかという目安は無駄や不足をなくすために知っておいていただきたいと思います。

また、必要保障額は自分で計算することもできますが、漏れや現実とあまりにかけ離れたものにならないようプロに計算してもらうことをおすすめします。

3.保険を考えるときに一緒に考えてほしい「家族への思い」

私が保険を考えるときに一番大切だと思っているのは、自分に万一のときにでも子どもに希望の進路を進ませてあげたい、マイホームに住み続けられるように、パートナーに負担をかけないように、そんな家族への「思い」です。

普段の生活の中で「自分の万一の時」なんて考えることはあまりないと思いますし、「保険のこと」というと「いやなことを考えなきゃならない」というイメージを持っている方も多いと思うのですが、保険を考える時間は、家族を大切に思う気持ちを確認する時間になります

まだ保険を考えたことのない方や、入っているけどしばらく見直ししていないという方は、ぜひ一度、保険を通じて家族への思いを確認してみてくださいね。

※必要保障額の具体的な考え方やシミュレーション方法は別のページに書きます

要点まとめ
  • 保険料を無駄にしないためには、どんな目的で、いつまで、いくら保険を準備するかを確認しましょう
  • 目的や必要保障額は年齢、職業、家族状況、万一の時の生活の仕方によって異なります。まずは自分の現状や将来への希望を具体的にイメージしましょう